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名古屋開催!日本最大級の展示会「メッセナゴヤ」で販促しよう(2024年最新版)

「メッセナゴヤ」は、名古屋で行われる日本最大級の異業種交流展示会です。業種ではなくテーマでグループ分けすることで、業種の枠を超えた交流をすることができ、実際の取引にもつながるとして毎年話題を集めています。この記事では、今年も会場(リアル)とオンラインの両方で行われる「メッセナゴヤ2024」の紹介と、出展社側からみた会場(リアル)、オンラインのそれぞれのメリットとデメリットの他、商談を有効に進めるために必要なツール、お薦めのツールなどを紹介していきます。

1.メッセナゴヤの特徴
2.今年もリアルとオンラインのハイブリッド開催
3.オンラインの商談で必要なツール
4.リアルの商談で必要なツール
5.今回のまとめ

 

 

メッセナゴヤの特徴

メッセナゴヤは、毎年10月末~11月上旬の3〜4日間に名古屋市で開催される日本最大級の異業種交流展示会です。「環境」「科学技術」「国際交流」という愛知万博の理念を継承する事業として2006年にスタートし、地元企業を初め全国から多くの企業・団体が出展するイベントへと発展しました。2020年は新柄コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインのみでの開催でしたが、2021年以降は会場(リアル)とオンラインの両方で開催されています。19回目を迎える2024年も昨年同様に会場(リアル)とオンラインのハイブリッド開催が決定。さらなる内容の充実が期待されています。

主催は、愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所からなるメッセナゴヤ実行委員会で、トヨタグループをはじめとした名古屋地域の企業が多数出展していることも特徴です。業種や業態の枠を超えて、名古屋から全国に向けて情報発信を行い、異業種交流をすることが可能なので、名古屋に拠点を置く企業であれば、積極的に参加しておきたいイベントといえるでしょう。

通常の展示会との大きな違いは、業種ごとに区切るのではなく、提案分野ごとにグループ化し、異業種の交流を促進していることです。2024年のキャッチコピーは「予期せぬ出会いが未来を拓く」。出展分野ごとに会場レイアウトを行うため、来場者は必要とする情報にアクセスしやすくなり、出展者は分野を横断して幅広い分野の来場者と交流することができます。

来場者はテーマにまつわるさまざまな業種の企業と接触することが可能です。出展者にとっても、事業内容を全面に押し出して訴求することができるため、需要と供給が一致しやすく、契約に向けた前向きな話につながりやすいといえます。これまで取引のなかった業種への新規開拓や知名度アップが期待できるほか、「この技術を生かしてこのような商品を作ることは可能だろうか」といった来場者からの質問から、新たな課題を発見できるケースもあります。

 

 

 

 

今年もリアルとオンラインのハイブリッド開催

「メッセナゴヤ2024」は、2024年10月30日〜11月1日に「ポートメッセなごや」でリアル展示会が、10月15日~11月29日にオンライン展示会が開催されます。新型コロナウイルス感染拡大防止の影響でオンラインだけの開催だった2020年から、2021年以降はオンラインの同時開催を行い、今回はそれらの経験を踏まえた同時開催です。製造業を中心にIT、流通、小売、サービスなど幅広い業種の企業800社以上が出展します。 「メッセナゴヤ2024」ではオンラインのみの出展も可能になりました。出展応募の際は毎回、受付開始後すぐに枠が埋まってしまうほどの人気イベントです。コロナ後、販促の方法は大きく変わり、通常の営業活動でもリアルとオンラインの使い分けが必要になっています。より効率的に訴求するために、まずはリアルとオンラインそれぞれのメリットとデメリットを知っておくことが大切です。

 

▷リアル開催のメリット
リアル開催では、商品の実物に触れたり、実際に動いているところを目の前で見たりすることができます。また、顔を見て商談ができる点もメリットといえるでしょう。人は対面している相手の表情や仕草を見て、その印象から相手を理解しているといわれています。トーク、コミュニケーションのスキル、人柄などによって信頼関係を築くことができるのは、リアル開催ならではでしょう。

▷リアル開催のデメリット
来場者の立場からすると、期待した内容が得られなければ無駄足になってしまいます。そのため、近隣企業の来場が中心になり、遠方から足を運んでもらうのは至難の業です。

 

▷オンライン開催のメリット
距離の遠さに関わらず、国内はもちろん、海外からもブースを訪れてもらうことができる点が最大のメリットといえるでしょう。「メッセナゴヤ2024」では、PDFファイルとPR動画をあらかじめ掲載することが可能で、AIがおすすめの出展者を来場者に提案してくれる「AIマッチング機能」もあります。また、会期中にホームページを訪問した来場者やほかの出展者の属性データをダウンロードできるので、以降の営業活動に活用できる点もポイントです。

「メッセナゴヤ2024」では、個別の商談も積極的に支援しています。一般的にオンライン商談は、データや画像、動画などを画面上で共有して話を進めるため、紙ベースのやり取りをデータのやり取りにしたいと考えている企業は、オンライン商談を通じて移行することが可能です。オンライン専用のブースやパンフレットなどを用意する必要もなく、コストを低く抑えることもできます。

▷オンライン開催のデメリット
画面越しの会話では相手の反応が分かりにくく、商品やサービスについての詳細な説明がしづらい点は否めません。また、通信環境が不安定だったり、アクセスできなかったりする可能性もゼロではありません。

 

 

 

 

オンラインの商談で必要なツール

「メッセナゴヤ2024」のオンライン開催では、ホームページにPDFファイルと、PR動画を掲載することができます。来場者はホームページにアクセスし、まずPDFファイルをダウンロードしたり、動画を視聴したりして事業内容を確認すると考えられるため、これらの資料はとても重要なツールだといえるでしょう。特に社内でデータを共有したり、印刷して手元に置いておいたりする可能性が高いPDFファイルは、相手に伝わりやすいのはもちろん、美しく興味を引くデザインにしなければなりません。

製品やサービスに興味を持った来場者は、個別の商談に進むことになります。この場合には、自社製品をさらに詳細にアピールできるプレゼン用の資料が必要です。オンライン商談では、相手の反応が分かりづらく、意思疎通を図りながら正確に情報を伝えるためにも資料が大きな役割を果たします。相手が理解していないのに一方的に話を進めてしまうことがないように、伝わることを重視した資料を用意しておきましょう。

 

 

 

 

リアルの商談で必要なツール

リアルの展示会や商談では、商談相手やブース来場者、ブースの前を通行する人に向けた配布用のチラシやパンフレットを準備する必要があります。こうしたパンフレットは会社に持ち帰って社内で共有されたり、上司に商談の成果を説明したりするときに利用される重要なツールです。デザイン事務所に依頼するなどして、内容やデザインにこだわったものを用意しておきましょう。

リアルの展示会や商談の強みは、相手に直接ものを渡すことができる点です。来場記念のノベルティを準備しておき、自社をアピールするのに使いましょう。会社の名前を覚えてもらい、必要なときに連絡してもらえるように、保存性があり、手元に残りやすいものにするとよいでしょう。また、ブースで流す映像もリアルの展示会では重要なツールです。一目で見てどのような商品、サービスを取り扱っているのかが分かり、強みをアピールできるような内容の映像をこだわって準備しておきましょう。

 

 

 

今回のまとめ

「メッセナゴヤ」をはじめ、コロナ禍以降、オンライン展示会や取引先とのオンライン商談が増えました。今後、オンラインの商談は無くなることなく、社会に定着していくと考えられます。リアルとオンラインのそれぞれのメリットを生かし、デメリットを補うために、パンフレットやノベルティなどの販促物を上手に使い分けていくことが大切だと言えます。

 

【リアル展示会】
会期:2024年10月30日(水)~11月1日(金)
会場:ポートメッセなごや

【オンライン展示会】
会期:2024年10月15日(火)~11月29日(金) メッセナゴヤWEBサイト内
※ 情報収集・閲覧のみの参加もOK

 

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