パッケージデザイン事例〜健康志向の食品編〜

コロナ禍の在宅時間が増え、この1年で生活スタイルが変化した人は多いのではないでしょうか。コロナ前から健康志向は高まっていますが、新型コロナの影響で運動不足になりがちなことから、以前に増して食品・運動・睡眠・環境に気を遣う人がさらに増えたように思います。今回は食品の販促事例・デザイン事例を見ていきましょう。

1.食品部門
2.飲料部門
3.おやつ部門
4.まとめ

1.食品部門

日清食品【カップヌードル】
手軽さが人気で言わずとしれたロングセラー。味の濃さがやみつきになる半面、塩分・脂質・糖質が高く健康的とは言い難いカップヌードル。しかし「高たんぱく質&低糖質」や「塩分30%オフ」といった健康志向なカップヌードルが開発されていたのです!商品の特徴がロゴの右上にしっかりと書かれています。パッケージにとどまらず、オフィシャルサイトでわかりやすく解説しているのも、消費者にとって優しく、信頼できますね。個性的なアニメーションのテレビCMも話題になりました。
https://www.cupnoodle.jp/uragawa/03/nutrition/

 


ゼスプリ【キウイフルーツ】
何年か前まではテレビCMに芸能人を起用してきたゼスプリキウイですが、2016年に「キウイブラザーズ」が登場して以降、認知度も売上も上がっていますが、コロナ禍のおうち時間の増加からさらに注目されています。見た目が愛らしいのはもちろんですが、コピーとともに栄養の高さを訴求しています。広告塔をキャラクターに振り切ったことで、多くの人から親しまれながら健康への気づきを与え、人々の日常にキウイを取り込むことに成功しました。売場のキウイブラザーのぬいぐるみでも認知されるようになったのは、CMをはじめとした広告に力を入れている成果でしょう。
https://www.zespri.com/ja-JP/kiwibrothers/index

 

2.飲料部門


カゴメ【野菜生活100 Smoothie】
2015年に発売されたカゴメの野菜生活100 スムージー。ここ10年女性を中心にスムージーが流行していますが、この商品はコンビニでも手軽に買えることが人気の理由のようです。野菜と果物がたっぷり入っているため食事の栄養不足を補ったり、小腹が空いたときの間食の置き換えとしても一役買っています。パッケージには、健康的なイメージに直結する「スムージー」とカタカナでも書かれているのが、野菜ジュースとの違いがわかりやすく、中身を認識しやすくなっています。また各ラインナップの栄養分も目立つように書かれているので、ユーザー自身が必要なものを選びやすくなっているところも、選ばれる理由でしょう。
https://www.kagome.co.jp/products/brand/ys100/yssmoothie/

 


キリン【一番搾り 糖質ゼロ】
2020年秋に発売され話題を呼んだキリンの「一番搾り 糖質ゼロ」。通常のビールに劣らない味わいながらも、糖質ゼロというのは健康とビールを楽しむ人には惹かれる商品です。発売当初は競合商品がなかったことから爆発的に売れ、今も売れ行きは好調のようです。パッケージデザインはキリンの他商品とレイアウトは大きく変わりませんが、きれいな濃いブルーによって差別化されています。人気の広がりに貢献したのが、当社が実施したTwitterキャンペーンではないでしょうか。指定のハッシュタグと共に、味の感想や食事中の写真を投稿するのが応募条件。拡散性が高いTwitterで、ユーザーのリアルな感想と写真が他のユーザーの興味をそそり、話題性を高めたことが読み取れます。※キャンペーンは終了しています。
https://www.kirin.co.jp/alcohol/beer/ichiban/toshitsuzero/

 

3.おやつ部門

テラフーズ【焼きじゃが PREMIUM】
最近はノンフライのスナック菓子が売り場でよく見られるようになりました。サクサク食感がくせになるポテトチップスは好きな方も多いのではないでしょうか。脂質の高さをわかっていても止められない、という方に嬉しいのがこちらの商品。遠赤外線で焼き上げたノンフライ製法で、食感もおいしさも満足できるものです。品名の「焼きじゃが」よりも、キャッチコピーの「カロリーを気にせずに食べられるポテトチップス」が大きく書かれているパッケージには驚きです。品名よりも特長を知ってほしいという思いが伝わってきます。大人に好まれるデザインも、ターゲティングできている証ですね。
https://terrafoods.jp/products_yakijaga_usushio.html

 


グリコ【SUNAO】
2017年に発売されたアイスクリーム「SUNAO」。「からだに気を配りながら、100%食べることを楽しめる、からだにやさしいおいしさを作りたい。」という思いから生まれたブランドです。優しい色合いのパッケージが、ポップなデザインが多いアイスクリーム売場で一線を画す様子が想像できます。糖質を抑え低カロリーながらも甘さがあり、濃厚な味わいで広い幅広い客層から支持されています。ブランドサイトには「適正糖質生活」というページがあり、糖質に関する知識が紹介されています。ただ売るだけでなく、人々の健康を考える姿勢にも好感が持てます。
https://cp.glico.com/sunao/

4.まとめ

上記商品を見てわかるのは、商品の特徴を簡潔に伝えていますね。また健康志向の商品が多いことから、人々の関心の高さが読み取れます。自社商材で健康面のメリットがある場合は全面的に打ち出してはいかがでしょうか。自社商材が健康に直結しない場合は、プレゼントキャンペーンで健康志向のものを景品に採用するのもおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。