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満足度を高める広告・販促デザインのポイント3選

広告・販促を満足のいく結果にしたいと思いながらも、出来上がりの制作物がなにか物足りないと感じたことはありませんか?違和感を感じていても何が原因なのかわからない方や、今以上に満足度を高めたい方に、「満足度を高める広告・販促デザインのポイント3選」をお話しします。

1. テクスチャ・マテリアルによる「触覚的満足効果」
2. 写真・コピーライティングによる「シズル効果」
3. 手書き・フリーハンドによる「アナログ効果」
4. 今回のまとめ

 

1.テクスチャ・マテリアルによる「触覚的満足効果」

触覚的満足効果とは、モノに触れた瞬間に感じる感覚のことで、印刷物の厚みやエコバッグの素材感など、デザインの知識がない方でも良し悪しは感じると思います。例えば、パン屋さんのショップカードをもらった際に、ツヤツヤのペラペラした紙で角張っていたら見た目がどんなに柔らかなデザインでも、印象はマイナスに感じてしまいます。もし紙の表面に少し凹凸があり厚みのあって、角が丸くなっているカードだとしたら柔らかなデザインにフィットし、販促効果も高まるのではないでしょうか。良い紙を選べば製作費はもちろん上がりますが、一度試してみる価値はあると思います。

 

 

2.写真・コピーライティングによる「シズル効果」

シズル効果とは、本来は音や香りなどによって消費者の五感を刺激し、それによって購買意欲を生じさせる効果で、主に食品に使われる言葉です。しかしデザイン業界では食品・料理以外についても臨場感や実物感の意味で用いられることがあります。広告・販促において、視覚に訴えるシズル感はとても重要で、人間の五感から得られる情報のうち、約9割が視覚からの情報と言われています。例えば、回らないお寿司屋さんのリーフレットを作る際に、お寿司の写真+板前さんの手元の写真を入れると、お寿司を握る姿がイメージでき、美味しさが更に増します。もちろんお寿司の写真を美味しそうに見せる基本の色調補正やハイライト・シャドウにも気を使わなければなりません。次にコピーライティングにもシズル効果はあります。擬音語、擬態語のような五感を音で表現すると臨場感が伝わりやすくなります。肉の焼ける「ジュージュー」や葉っぱが落ちる「ひらひら」のように日本にはたくさんの言葉があります。例えば、昔、資生堂のCMで使われていたキャッチコピー「ボインな口づけ」は、出演していた伊東美咲さんのイメージと相まって、当時学生だった私の脳裏に焼き付いてしまい、20年過ぎた今でも強烈なコピーとして残っています。

 

 

3.手書き・フリーハンドによる「アナログ効果」

パソコンの普及から始まり、スマホ、タブレットなど、ビジネスにおいてデジタル機器無しでは務まりません。もちろんデザインの仕事も同じです。しかし、ずっとこの環境にいるせいか時折物足りなさを感じることがあります。パソコンモニターの段階では問題なくても、刷り見本や印刷物を見て何かまとまり過ぎているような感覚に陥るのです。そんな時はアクセントで手書きのラインを入れてみたり、円をフリーハンドで書いてみると、不安定なアクセントが全体のバランスを調和し、まとまり過ぎていたデザインの息抜きになったりします。弊社の事例ですが、パッケージの印刷を「印刷+手作業による押印」で行ったことがあります。手書きのイラストをスキャンし、データに変換した段階で手書きの風合いが弱く感じ、刷り見本を確認した際にイラスト部分は印刷でなく風合いを生かすために手作業による押印に変更しました。その結果、何一つ同じモノにならない思い出の商品になりました。

 

 

.  今回のまとめ

今回の満足度を高める広告・販促デザインのポイント3選は、消費者はもちろんのこと制作側の五感にも響く内容です。デザインの知識のない消費者がほとんどの中、感覚に直接訴えることで、消費者を知らず知らずに振り向かせることができるようになるので一度試してみてはいかがでしょうか。