販促で活用するSNSの選び方

現代のコミュニケーションや情報収集に欠かせないSNS。台頭し始めた頃は個人間のつながりがメインでしたが、近頃はビジネスにおいても強力な媒体となりました。アカウントを持つ企業からの発信により、私たちは有益な情報を得られます。各SNSの特徴と選び方をまとめました。

 

SNSは販促と同時に顧客とコミュニケーションが図れる基地

企業がSNSを活用する主な目的として挙げられるのが、
・認知拡大
・ブランドの醸成
・販促活動
・ファンづくり
です。目的をひとつに絞るよりも、上記2、3個を掛け合わせて、網羅できるのも特徴です。

企業がSNSを活用する主なメリットは、
・基本的に無料でできる
・企業も一般ユーザーと同じように使える…友達のひとりのように入り込める
・ユーザーの声を受け取れる…コメントやDM機能、シェア機能でユーザーの声がダイレクトに分かる
・ファンの数が数字に表れる…フォロワー数はファンの数と捉えていいでしょう。長くフォローされるための工夫が必要
・広告枠もある…ターゲットを絞って発信できるので、フォローされていないユーザーにも届けられる
です。

企業としての目的を果たしながらもユーザーに近く、自分たちでは考えられなかった意見や視点が得られるかもしれません。SNSはすでに多くの人が集まっている場所なので、コミュニケーションの基地とも捉えられます。グーグルなどの検索エンジンは自分が知りたいことを自分で探しますが、SNSはふらっと立ち寄った店で見つけるモノ・情報のような、ある種の出会いでもあります。なので「ここにいますよ!」と主張しなくても、ユーザーの「ふらっと立ち寄る」に入り込みやすいのです。

 

4大SNSの特徴

ここで一度おさらいしましょう(下記は2021年7月現在のものです)。

①Facebook
・実名登録のため、リアルの知り合い同士でつながることが多い。
・文章がメイン。長文の投稿が可能。画像は文章の下に表示される。
・日本においては年代が高めで、ビジネスでのやり取りにも活用されている。
・セミナーなどイベントの告知が可能。参加のエントリーができる。
・「いいね」が友達にも表示され拡散性がありつつも、つながりや関係性が強め。
・複数のワードで検索可能。
・ショッピング機能あり。

 

②Twitter
・登録名は自由。ひとりが複数アカウントを持つことが可能。
・利用世代の幅が広い。
・全角140字以内。
・手軽さ、即時性、拡散性はダントツ。
・趣味嗜好性が強い。属性別でアカウントを持つ人が多い。(「界隈」と呼ばれる市場が形成されている)
・「いいね」「リツイート」は、フォロワーに表示される。

 

③Instagram
・登録名は自由。ひとりが複数アカウントを持つことが可能。
・20〜30代の利用率が高い。
・写真がメイン。長文投稿も可能。
・機能が多い。フィード投稿、ストーリーズ、IGTV(15分までの動画※フォロワー数1万人以上なら60分まで)、リール(30秒までの動画)、保存、ショッピング機能、料理の注文などなど、機能が増え続けている。
・動画に強いため、商品レビューがしやすい。
・友達に自分の「いいね」が表示されないため、拡散性は低い。投稿へのタグ付けやストーリーズのシェアによる広がりがある。

 

④LINE
・日本のユーザー数は約8800万人と、上記3つと比べても圧倒的な多さ。
・利用世代が幅広い。
・ビジネス向けの「公式アカウント」は約1500万。手軽に始められる無料プランもある。
・友だち登録してもらうとダイレクトに配信できる。配信の効果測定もできる。
・クーポンやショップカードなど、販促に役立つ機能がある。
・AIによる返信・手動の返信、どちらもできる。いずれのSNSも友達の投稿・メッセージと同じように表示されるので、ユーザーの日常に自然と情報提供できる環境です。ただし、友達と同じ列に並ぶからこそ、ビジネス色が強いと敬遠されてしまうことも。自分が嫌悪を感じない企業アカウントを参考にしてみてください。

販促に使うSNSの選び方

ポイント①ターゲットがそこにいるか
発信したい情報を求めている人が多いSNSを選びましょう。

ポイント②担当者が運用を継続できるか
SNSによって文章量や文章の堅さが違ったり、画像の有無で閲覧数に差がでます。担当者が続けられることも大きなポイントです。

ポイント③商材との相性はいいか
写真が多めにしないと伝わらない商材、鮮度が肝になる商材、といった商材の特性とSNSの相性も大切。目的に応じてSNSを使い分ける方法もあります。

始めるのは手軽ですが、その後の運用を継続していくことが大切です。商材だけでなく、運用者自身とターゲットにもマッチしたSNSを選びましょう。販促用のアカウントを作成する前に、まずは一般ユーザーとしてSNSの中で広がる世界を知っておくと、適切な選択ができるはずです。すぐに売上につながらなくとも、ファンになってもらうことで中長期的な顧客になりえます。有効的に活用して、愛される企業を目指しましょう。