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ホームページ制作のメリットとは?活用次第で24時間働く営業マン

スマホが普及したことで、何かを調べるときにインターネット上で検索することが当たり前になりました。ホームページは企業にとって、重要な集客ツールです。

とはいえ、ホームページ制作には料金が発生する上、その後の運用にもある程度のコストや社内のリソースが必要です。

「SNSのアカウントで情報発信すれば、ホームページは要らないのでは?」
「お金をかけてまでわざわざ制作する必要があるの?費用対効果はどうなの?」
と、ホームページを制作することに疑問を感じる方もいるのではないでしょうか?

そこで、今回はホームページを持つことのメリットとデメリットやリスクをご紹介します。ホームページの開設を悩んでいる方がこの記事を読んだ後には、「ホームページはあったほうがいい!」と思ってもらえるはずです。

ホームページを制作するメリット6つ

まずはホームページを持つメリットを6つ、ご紹介します。

1.インターネットで集客できる

インターネットが存在しなかった時代は、顧客を獲得するためには営業担当がエリアを回ったり電話営業をしたりしなければなりませんでした。

現代ではホームページを開設すれば、インターネット経由で24時間365日集客が可能です。ユーザー側にとっても知りたい情報を知りたい時に得られるのは、とても大きなメリットです。

また、その企業のことを知らないユーザーが、商品やサービスの関連ワードをインターネット上で検索してホームページに辿り着いてもらえると新たな顧客獲得に繋がる可能性もあります。検索エンジンを活用したSEO対策を行うことで、より潜在層の顧客獲得チャンスが広がります。

最終的にホームページへの集客は、売上に繋がります。

2.ブランディング表現の場、情報発信の場になる

ホームページは「会社の顔」とも言われるぐらい、ブランドイメージを伝えるための有効なツールです。コンテンツやデザインを通じて、企業の理念や強みを明確に表現することができます。

また、新商品の発売や長期休業のお知らせなど、企業からの情報発信の場としても機能します。

3.認知度と信頼度が上がる

ホームページは、企業の実在性や信頼性を高める役割を持ちます。

同じ業種の会社でも、ホームページを持っている会社と持っていない会社があった場合、それぞれどのような印象を受けますか?

おそらく、「ホームページがある会社のほうが信頼できそう!」と感じるのではないでしょうか?

また、
・事業内容やサービス内容
・販売している商品の詳細
など、自社の情報が整理されて具体的に公開されていると、サイトを閲覧した人に安心感を与えることができます。

検索してもホームページがないと「本当に実在する会社なのか」とユーザーは不安になり信頼感を失ってしまいます。また、ユーザーがビジネスパートナーを探しているような状況だと、ホームページの有無はビジネス上でも重要な判断材料になります。

4.採用活動の助けとなる

先述の通り、ホームページを通じて顧客を獲得したり売上に繋げたりと「集客」が可能ですが、ホームページの役割はそれだけではありません。

昨今の就職活動においてもホームページは重要な役割を持っています。求職者にとってホームページは、その企業のことを深く知れる情報源です。リクルートサイトや求人専用ページを設ける会社も増加しています。

下記は弊社のリクルートサイトです。
スズキモダンのリクルートサイトのトップページ
スズキモダンのリクルートサイト
求職者に弊社の魅力やビジョンを理解していただけるようなコンテンツを提供しています。

近年、労働力不足が深刻化していて、多くの企業にとって採用活動は大きな課題となっています。優秀な人材を確保するために、ホームページは自社の魅力を伝える重要な役割を担っています。

5.アクセス解析データを自社マーケティングに活用できる

ホームページの運用を通して、企業側はアクセス解析を使いユーザーのさまざまな行動データを収集することができます。

・どのページがよく閲覧されているか
・どのサービスが人気か
・アクセスが多いのはパソコンかスマートフォンか
・アクセスが増加する曜日や時間
など、明確な数字で可視化されます。

アクセス解析データを活用することでマーケティング戦略を最適化でき、効果的な施策を打ち出すことができます。

Google Analyticsの画面のスクリーンショット

ホームページのアクセス解析には、無料で使えるGoogleアナリティクスを使用することが一般的です。

6.営業ツール、営業マン代わりになる

紙媒体のパンフレットは情報更新のための改訂は頻繁にできないこともありますが、ホームページは比較的更新作業が行いやすいので、営業マンが営業先で営業ツールとしても使うシーンも多いです。タブレット端末やPCを片手に営業に出れば、大量の紙の資料を持ち歩かなくても済みます。

また、ホームページはサーバーがダウンでもしない限り、24時間365日アクセス可能です。企業の営業日や営業時間に関係なく、ユーザーが知りたい情報を得られる機会を提供できるのは、とても大きなメリットです。

ユーザーは気になることや知りたいことがある場合は、いつでもホームページ上でお問い合わせをすることができ、結果的に顧客獲得に繋がることもあります。

ホームページは24時間働く営業マンと考えると、制作コストを考慮しても効率の良いツールと言えそうです。

ホームページ制作でかかるコストやデメリット


ここまでホームページを持つことのメリットをお伝えしてきましたが、ホームページの制作やその後の運用にはコストと労力がかかります。

また、正しく運用ができないとホームページの効果を最大化できません。

1.制作費用がかかる

ホームページを1から作る場合、デザインやコンテンツ制作、コーディングなど、専門的なスキルとWebの知識が必要です。

通常はWeb制作会社やフリーランスに依頼することになり、制作費用が発生します。ホームページの制作にあたって写真や動画の撮影も必要になると、さらに料金がかかることもあるでしょう。

2.更新や運用の費用がかかる

ホームページは作って終わりではありません。制作後も最新の情報を提供し、信頼性の向上のためにも顧客のニーズに応えていくことが大切です。

制作後にシステムやコンテンツのアップデートの必要が出てきた場合には、制作会社に依頼するコストが発生します。

また、Webサイトの運営には、ドメイン費用とサーバー費用が必要です。
運用費や更新費が発生します。

・ドメイン費用:
ドメイン(例:s-modern.com)の年次更新費用がかかります。

・サーバー費用:
サイトを公開するにはサーバーをレンタルする必要があります。
月額もしくは年額で料金がかかります。

その他、企業の規模によってはセキュリティを強化するためのコストが発生することもあります。制作費以外にもランニングコストがかかることは覚えておかなければいけません。

3.社内に担当者を置かなくてはならない

ホームページの運用する際、社内で担当者が必要です。コンテンツの更新作業や修正作業、セキュリティ対策を行わなくてはならないからです。Webサイトの運用知識を持った人材を通常業務に加えて兼務させなくてはなりません。

社内では対応せず作業をすべて外部に依頼するという場合でも、依頼のやりとりやとりまとめは社員が担当することになるので、いずれにしても最低1人は担当者が必要です。

4.戦略的に運用しないと効果が得られない

具体的な戦略がないまま「とりあえず」という気持ちでホームページを作っても、期待したような効果が得られない可能性が高いです。

・商品やサービスの魅力的な見せ方
・ペルソナ設定
・ユーザビリティ

など、目的を達成するためには戦略が欠かせません。

また、ホームページで作ってすぐに結果を出すことは難しいもの。長期的に運用しアクセス解析を活用しながら、より良いWebサイトになるよう育てていくことが求められます。

ホームページ制作はどこに依頼すればいい?


いざホームページを制作することにしても、どこに依頼すればいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?

専門知識がなくても無料で制作できるツールも充実していますし、クラウドソーシングでは安価で制作を請け負ってくれるフリーランスにも出会うことができます。

ただ、企業としてホームページを通じて信頼を得るためには、最新の技術や知識、トレンドに精通したプロフェッショナルに依頼すべきです。

特に、
・セキュリティリスクに対する知識
・今後の運用を鑑みたサイト設計
・パフォーマンスの高いサイトの構築
・SEOに最適な内部構造
はホームページを制作する上で重要なポイントです。

ビジネスの成功に寄与するホームページにするためにも、制作実績や口コミなどを参考にしながら信頼できる制作会社を探しましょう。

まとめ

ホームページを開設することのメリットとデメリットをご紹介しました。ホームページを持つことは、ランニングコストはかかるものの、正しく運用・活用できれば基本的にデメリットはなく、現代のビジネス環境において不可欠です。

質の高いホームページは企業のイメージを向上させ、ビジネスを加速させてくれます。この記事がホームページの開設に迷う方の参考になれば幸いです。

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