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今さら聞けない!「UXデザイン」とは

「UX」ってよく聞くけど、実際どういう意味かはよくわからない人、いませんか?調べてみても横文字ばかりで頭に入ってこなかった、という方、安心してください。ここでは中高生でも分かる言葉でわかりやすく、事例を交えてご紹介していきます。

1. 「UX」デザインってなに?
2.UXデザインを取り入れた事例紹介
3.まとめ

1.「UX」デザインってなに?

UXデザインは、ユーザーエクスペリエンス(User Experience)デザインの略称です。UXデザインは、簡単にいうと使いやすく、便利で楽しい経験をするためのデザインのことです。
UXは、ウェブサイト、モバイルアプリ、ソフトウェア、家電製品、自動車など、私たちが日常的に使っているさまざまな製品やサービスのデザインの多くに関わっています。たとえば、スマートフォンのアプリを使うときに、使いやすさや操作性、デザインの魅力などが良い場合、ユーザーは快適な体験を得ることができます。逆に、使いにくい、わかりにくい、不便な点がある場合は、ユーザーは不満やストレスを感じるかもしれません。
具体的には、スマホのゲームアプリで、わかりやすいチュートリアルや直感的な操作方法が提供されていること、オンラインショッピングサイトでスムーズに商品を検索して購入できること、動画ストリーミングサービスで個々のユーザーに合わせたおすすめコンテンツが提案されることなどが、UXデザインです。

UXデザインの目的は、ユーザーが製品やサービスを使う時に生じる問題を発見し、それらの問題を解決するための方法を見つけることです。UXデザイナーは、ユーザーのニーズや欲しい機能を調べ、理解し、どのようにしたら使いやすくて魅力的な製品やサービスを作れるかを考えます。UXデザインのプロセスでは、アイデアを出したり、試作品を作ったり、使ってみて問題がないかを確認し、使う人たちが簡単に使えるようにするために、デザインの工夫や改善を行います。UXデザインによって、ユーザーが快適に製品やサービスを使えることで、顧客満足度の向上や他社との競争力の強化につながるため、企業や組織にとって欠かせない存在となっています。

 

 

. UXデザインを取り入れた事例3選

UXデザインを取り入れた実際の事例をご紹介します。

TVer(ティーバー)の大幅リニューアル

2015年より民放テレビ番組の見逃し配信サービスとして誕生した民放公式テレビポータル「TVer」。昨年の大幅リニューアルで「リアルタイム配信」が可能になり、テレビ番組を放送とほぼ同時に視聴できるようになりました。また、放送中の番組を最初から見ることのできる「追っかけ再生」もできるようになり、2023年1月には2,700万MUBを記録し、利用者はどんどん増加しています。テレビを持たない人にもテレビ番組を楽しめるようになり、番組視聴のスタイルが変わったUXデザインではないでしょうか。

 

セブン銀行の顔認証ATM

2024年3月から顔認証で預金を引き出せるATMを導入するセブン銀行。全国のセブンイレブン店舗などに約2万台を設置予定で、キャッシュカードなしで現金を引き出せるようになります。顔認証で預金を引き出せるATMの実用化は国内初。

 

銀行モバイルアプリ

各社が出している銀行のモバイルアプリでは、ユーザーが口座残高を確認したり、送金や支払いを行ったりするためのインターフェースが提供されています。いつでもどこでも銀行取引が行え、利用明細の確認、口座間の振替など、必要な取引をスマートフォンやタブレットから簡単に行うことができます。近年では地方銀行での導入もどんどん拡大しており、今後ますます銀行取引の光景は変わっていくのではないでしょうか。

 

3. まとめ

いかがでしたか?UXデザインは、ユーザーが使う製品やサービスをより良くするためのプロセスです。
特に重要なポイントは、
①ユーザーの声や意見を取り入れること
②ユーザーのことを深く理解すること です。

どういうことかというと、たとえば「朝食を食べそこねてお腹が空いた」という人がいたとします。あなたはこの人に何を提供するのが正解だと思いますか?
「ユーザーの気持ちになって考える」とはよく言われますが、朝食を食べそこねたということは、通勤・通学中か、職場や学校ではないかと考えますよね。そうなると、手軽に食べられるパンやおにぎりでしょうか。そこでパンを渡したとします。ですが、その人は「ドーナツの気分だった!」というかもしれません。
これが①のユーザーの声を聞くです。ではドーナツを渡せばよかったのか。UXの観点ではそれも違います。実はその人はこのところ太ってしまって糖質を制限していました。そうなると、正解は「糖質オフのドーナツ」。糖質オフドーナツであれば、その人は満足してくれるのではないでしょうか。これが②のユーザーのことを深く理解するです。この考え方がUXデザインです。ユーザーがどう感じるか、それはユーザーにとって本当にほしいものか、徹底したユーザー目線がUXには必要です。