Column

コラム

「販促って言葉は知ってるけど、結局何をすればいいの？」という方へ。現場で日々“売れる仕組み”をつくっているデザイン会社スズキモダンが、販促の基本から実践的なノウハウまでをわかりやすくまとめました。

販促（販売促進）とは？定義と本質的な意味

販促（販売促進）とは、商品やサービスの購買を促すための具体的な活動・仕掛けのことです。
よく混同されがちですが、「マーケティング全体」の中に含まれるのが「販促」です。マーケティングが“仕組み作り”だとすれば、販促は“仕掛け作り”。
「誰に何をどう届けて、どう動いてもらうか」──これを考えるのが販促の役割です。

販促とマーケティングの違いは？

マーケティングは商品企画・価格戦略・流通・ブランディングなどを含む広い概念です。
一方、販促は「最終的な購買行動を後押しする施策」に特化した活動を指します。例えば、マーケティングでターゲットを「30代子育て主婦」に設定したら、販促では「スーパーで配布するレシピ冊子＋SNS広告」という具合に、施策へと落とし込みます。

販促の種類：オンラインとオフラインの代表的手法

オフライン販促の例
① チラシ・DM・パンフレット
② 店頭POP・のぼり・サイネージ
③ 展示会・セミナー・試食会
④ イベント・抽選会・サンプリング
⑤ オンライン販促の例
⑥ LINE公式アカウント・メルマガ配信
⑦ SNS広告（Instagram / Facebook / X）
⑧ ECサイト連動キャンペーン
⑨ リターゲティング広告
⑩ 動画プロモーション・インフルエンサー起用

販促が重要な3つの理由
① 競争が激化している：単に「商品力」だけでは売れない時代。伝え方の差で売上が変わる
② 消費者の意思決定が複雑化：オンラインとオフラインを横断する行動に対応する必要あり
③ 成果を測定・改善しやすい：販促はROIを数値化でき、PDCAが回しやすい

スズキモダンが手がけた販促の実例4選

① 自動車ディーラー様：店頭に設置するカタログ冊子をリニューアル。車検・コーティング・保険の案内を1冊に統合し、クロスセルを促進。
② 回転寿司チェン様：新商品キャンペーン用ポスターを制作。撮影・レタッチ・構成までトータルで提案。
③ 通販会社様：DMはがきによる販促。コピーライティング・写真・デザインの見直し。
④ 某ファッションブランド様：Instagramの投稿設計から始まり、ECサイトへの導線強化を実施。結果としてPBブランドの前年度売上記録を大幅アップ。

成功する販促設計の5ステップ

① 目的の明確化：「売上？認知？リピート？」
② ターゲットの深掘り：ペルソナ・行動・悩みを可視化
③ メッセージとクリエイティブの設計：誰に何を伝えるのか
④ チャネル（手段）の選定：SNS広告か？店頭POPか？
⑤ 効果測定・改善：KPIを設定し、PDCAを回す

よくある販促の失敗と改善ポイント

① 「デザインが良くても反応がない」 → ターゲットとのズレがないか？
② 「販促費用がムダになった」 → KPIやゴールが曖昧なまま施策を打っていないか？
③ 「キャンペーンの一体感がない」 → Web・店頭・SNSをバラバラに設計していないか？

まとめ｜販促とは、「売れる仕組みを整える」こと

販促とは単なる“売るテクニック”ではなく、「売れるためのしくみ」を企画・実行することです。
特に中小企業にとっては、限られた予算で成果を出すための必須スキルとも言えます。私たちスズキモダンでは、企画からデザイン・制作・分析まで一貫してサポートしています。
「販促ってそもそもどう考えたらいいの？」という段階からご相談OKですのでお気軽にお問い合わせください。