パッケージ・パンフレットなど|障がい者みらい創造センター 様

特定非営利活動法人 障がい者みらい創造センター

ロゴ・ネーミング・パッケージ・パンフレット・Tシャツ・オフィス販売キット・ドローイングワークショップ など

背景

特定非営利活動法人障がい者みらい創造センター(通称:みらせん)は、障がいを持つ児童の就労支援教室と生活力を高めるショートステイの運営を行うNPOです。この度、理事長竹内亜沙美様のご提案により、新たなプロジェクトが立ち上がりました。スズキモダンは、プロジェクトの命名から商品関連の全般的なプロデュースまで、その一翼を担わせていただいています。

課題

プロジェクト開始時、私たちはみらせんが運営する喫茶店及びECサイトで取り扱う「コーヒー」「お茶」「紅茶」のパッケージデザインのリニューアルを依頼されました。しかし、単にデザインを一新するだけで本当に売上が伸びるのか、もっと他にできることはないかを深く考察しました。

解決

ご提案したのは、ただのパッケージリニューアルではなく、障がい児就労支援を象徴するプロジェクト全体のブランドロゴを創ることでした。このロゴは、「ミムロウ」と名付けられたプロジェクトのアイデンティティとして、 「第3の視点」「未来(mirai)の視点」 「ローカル(ろーかる)の視点」「世界(world)に向けた視点」という多面的な価値観を表現します。これは、障がい者支援の新たな道を拓くみらせんの姿勢を象徴しています。その第一歩として、「コーヒー」「お茶」「紅茶」のオンライン販売及び企業やオフィス向けの販売(オフィスミムロウ)を開始しました。パッケージデザインには、海辺の施設で開催されたワークショップで描かれたアートワークを採用。さらに、商品の梱包は彼ら自身によって行われ、ロゴスタンプの押印やパッケージの包装といった工程が、自立支援の精神を具現化しています。これら一連の取り組みは、単なる商品提供を超えた深い価値を生み出しており、今後もミムロウブランドの下で展開される様々な活動を通じて、子どもたちが経験を積み、彼らの就労支援に繋がる未来を築いていくことを願っています。また、この取り組みは、愛知広告協会「AICHI AD AWARDS 2024」審査会のデジタル&プロモーション部門にてファイナリストを受賞しました。関係者の皆様おめでとうございました。

▶商品はこちら「みらせんマルシェ」から購入いただけます。
▶プレスリリースはこちら「日本初!障がい者運営による企業向け置き飲料サービス「オフィス3MろW(ミムロウ)」の提供を開始」からご覧いただけます。
▶参考動画「みんなで大きな絵を描いてみた!この絵をパッケージにして新商品だします!
▶参考動画「オフィスミムロウ:置くだけコース初納品