卓上メニュー・LPデザイン|かっぱ寿司様

カッパ・クリエイト株式会社

卓上メニュー・LP・バナーデザイン


背景

秋冬シーズンの新商品「おでん」を、店内とWebの両面で効果的に訴求するため、卓上で目にとまるPOPと同世界観でつながるLPのデザインをご依頼いただきました。回転寿司店ならではの清潔感と信頼感は保ちながら、思わず“もう一品”を注文したくなる食欲喚起がテーマです。

課題

卓上POPは視認距離が30〜50cmで、他のツール類も束ねられていることを考えると、視線を配る時間はわずか数秒です。だからこそ、構図・文字量・コントラストを徹底的に最適化し、一瞬で商品価値が伝わる見え方を追求する必要がありました。加えて、「寿司屋でおでん」という意外性を、ブランドの雰囲気を損なわずに表現することも重要なテーマでした。懐かしさと少しの意表を同居させるバランスが求められました。写真については、支給いただいた画像をベースにレタッチでシズルを最大化。湯気やだし色、表面の艶、具材の立体感までを丁寧に引き出し、「おいしさが直感的に伝わる絵作り」が不可欠でした。

解決

ビジュアル設計(“だし・湯気・木目”の三点セット)

まず美味しさを感じるための役割を金色のだしに持たせることにしました。器は清潔な白でコントラストを取り、背景は木目のテーブルで温かみとおでん屋のカウンターの雰囲気を演出。レタッチで湯気の層とハイライトを丁寧に積み、大根・卵・昆布・こんにゃく・ちくわのエッジと質感を整えて誰しもが感じたことのある「ほっとする一杯」をイメージしました。

懐かしさ × 意外性のコピー&レイアウト

右肩に縦書きで「鰹節香る、本格和風だし」のコピーを配置して和のテイストを付与。商品名は印象強い書体で大きく据え、スタンプ調の落款で老舗感を演出しました。回転寿司店での提供ならではの新鮮さと、どこか昭和的な懐かしさを同居させました。

レタッチ&絵作り

だしの透明感と奥行き、卵のハイライト、こんにゃくの網目の陰影、昆布の艶と厚みを微細にコントロール。ノイズ除去とシャープのバランスを整え、印刷・Webの両方で「湯気までおいしい」見え方を心掛けました。

コピーとビジュアルをセットでご提案

デザインとコピーをお互いに引き立てる関係にすべく、スズキモダンにて同時に進行しご提案いたしました。

※掲載のビジュアルは制作時のもので販売価格の情報は削除しております。キャンペーン内容・実施時期などの詳細は公式サイトをご確認ください。