販促初心者向け｜集客を成功させるために大切な3つの選択
商品に自信があるのにお客さんに認知されなかったり、お店に来てもらえない。誰でも一度は経験していると思います。今回は集客を成功させるために大切な3つの選択をお話ししたいと思います。
1.商品（サービス）にあった広告媒体を選ぶ
2.集客力のある目玉商品で顧客の心を掴む
3.集客を目的とした広告デザインを選ぶ
4.今回のまとめ
1.商品（サービス）にあった広告媒体を選ぶ
広告で一番重要なのは商品（サービス）にあった広告媒体を選ぶことです。性別、年齢など対象となる顧客によっても広告媒体は異なり、媒体選びを間違えるとデザインや商品がどんなに優れていても、集客は思うようにできません。そもそもどのような広告媒体があるのかご存知でしょうか？まずは、テレビCMや新聞・雑誌広告などは、多数の人の目に留まる機会が多いのですが、制作の時間と費用がかかります。次にチラシ広告、交通広告、フリーペーパー、屋外看板などは、あるエリアを拠点にした身近な顧客へ向けた広告媒体です。次にインターネットを活用した、リスティング広告、バナー広告、メルマガ、SNS広告、アフェリエイトなどは消費者の購買意欲を高めて、購入へ促す広告媒体です。これだけあると、どの広告媒体が商品（サービス）にあっているのか迷うかもしれません。その解決策として既存顧客に聞いてみるという方法があります。社内で決めたターゲット（性別、年齢など）に近い顧客へ、この商品（サービス）を知った経緯をアンケート方式で聞き出すことが、意外と近道かもしれません
2.集客力のある目玉商品で顧客の心を掴む
売りたい商品と集客できる商品は違います。売りたい商品を広告に載せたい企業の気持ちは痛いほど分かるのですが、ここで伝えたいことはあくまでも集客ですので、集客効果の高い目玉商品で顧客の心を掴みましょう。まずは顧客を集めることに集中し、後ほど利益を得るようにしたほうが、ビジネスは上手くいきます。 集客しなければ、売りたいものも売れないからです。それでは、どのようにして集客できる商品を選ぶのか？今ある商品の中で、集客力がある目玉商品を探し出すヒントをお伝えします。
集客力のある目玉商品となる条件
1.お値打ちである
2.商品の特長がわかりやすい
3.話題性がある、またはトレンド
上記の条件に当てはまらないのであれば、あなたの会社には集客力のある目玉商品が現状ないのかもしれません。もしなければ、新たに商品を作るか、可能性のある商品を集客力のある目玉商品にカスタムすれば問題ありません。チラシなどの広告物は世の中に溢れています。新聞折込チラシの場合、たったの1秒で「自分に関係や必要な情報のあるチラシ」かを判断していると言われています。届けたい相手にスルーされないように、まずは興味を持って貰う工夫が大切です。
3.集客を目的とした広告デザインを選ぶ
広告媒体の選定が終わり、集客力がある掲載商品も決まったら、あとはどう伝えるかです。目的は明確、集客です。しかし意外とここが落し穴で、企業側の欲が出てしまうケースがあります。集客力のある目玉商品だけでは満足できずに、別の売りたい商品を追加で入れてみたりします…。ここで必要なのは集客という1つの目的であり、このことを軽視して、2つ以上の事を伝えようとしてしまうと肝心な目的が薄れてしまいます。次に必要なのは、商品を魅力的に伝える為のキャッチコピーです。上記の目玉商品となる条件や他社商品との機能の違い、専門機関で実験した数字やアンケート結果など、数字を使って表現できる方法を考えましょう。広告や店頭POPに数字が入ることで、商品特性に信憑性が出て、反応率も上がるはずです。簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。これで基本はできましたが、顧客が今買いたくなるきっかけや、お店に足を運ぶきっかけを与えてあげると集客率がさらに上がります。それが「特典・限定」です。いいなと思ってもすぐに行動に移さない人の為に特典や限定で背中を押してあげましょう。特典は「○○％off」「○○プレゼント」「ポイント○倍」「○○プレゼント」など、限定は「○○個限定」「○月○日まで」などがあります。この「目的は1つ集客」「キャッチコピーを数値化する」「特典・限定をつける」3つをまとめてデザインを依頼することで、明確な広告デザインが完成します。
4.今回のまとめ
売り上げを上げたいのなら、まずは集客です。集客できないと悩んでいるのなら広告媒体、目玉商品（サービス）、デザインを見直してみてください。集客できないのには原因があります。その原因を克服し、新規顧客の獲得を目指しましょう。