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プレスリリースの効果|企業広報の戦略を変える“発信”の力

プレスリリースは「報道向け資料」としての枠を超え、いまや企業のブランディングやSEO対策、リード獲得など、マーケティング戦略の中核を担う存在になっています。本記事では、プレスリリースの基本から得られる効果、注意点、そして効果的な活用法までを整理。メディア露出や信頼構築を通じて、自社ブランドを成長させるためのポイントを、最新の視点から解説します。

プレスリリースとは

プレスリリースとは、企業や団体が新しい製品・サービス・イベント・取り組みなどを、報道機関やメディア関係者に向けて発表するための公式文書です。もともとは新聞社やテレビ局などへの「報道資料」として活用されてきましたが、近年ではWebメディアやSNS、検索エンジンなどを通じて一般消費者に直接届くケースも増えています。そのため、プレスリリースは「報道向け資料」という枠を超え、企業のブランディングやSEO対策、リード獲得など、マーケティング施策の一環としても重要な役割を果たすようになっています。つまり、単なるお知らせではなく、「戦略的な情報発信ツール」として機能するのが、現代のプレスリリースです。

プレスリリースの効果

①メディア露出による認知拡大

最も直接的な効果は、メディアに取り上げられることで広く認知されることです。テレビ・新聞・Webニュースといった第三者による紹介は、広告以上に信頼性を伴います。これは心理学でいう「社会的証明(ソーシャルプルーフ)」の典型的な事例。多くの人が注目している情報は、「自分も知っておくべき」「信頼できる」と感じやすいという人間の心理を活用したものです。

②企業イメージの向

継続的にプレスリリースを発信する企業は、「活動的で信頼できる」という印象を持たれやすくなります。特にBtoB企業においては、定期的な発信が「会社の安定性」「成長性」を間接的にアピールすることにつながります。これは「一貫性の原理」に基づく効果で、人は“変わらず発信を続けている存在”に安心感を覚える傾向があります。

③営業・採用への波及効果

メディア掲載によって信用度が高まると、営業活動の際にも「第三者のお墨付き」として活用できます。商談時に「〇〇新聞で紹介されました」と一言添えるだけで、相手の信頼度が格段に変わることも。また、企業の露出が増えることで「認知→興味→応募」という採用面の効果も期待できます。自社に興味を持つ人の“接点”を広げる手段としても有効です。

④SEO・Web集客にも効果

プレスリリースは多くのニュースサイトに転載されることが多く、被リンク効果により検索エンジンでの評価が高まる傾向があります。また、「企業名+ニュース」などの検索キーワードでの露出が増えることで、企業の信頼性や認知を補強する“デジタル上の資産”にもなります。

プレスリリースの注意点

①宣伝色を抑える

プレスリリースは広告ではなく、あくまで「報道用資料」です。メディアが取り上げる価値のある“ニュース性”が求められます。「新商品を発売しました」だけではなく、「どんな社会的背景があり、どんな課題を解決するのか」まで言及することで、記事として取り上げられやすくなります。

②事実と表現のバランス

誇張表現や根拠のないデータを盛り込むと、信用を損なう恐れがあります。特に数値データや引用は、出典を明記するのが基本です。また、タイトルは短く・具体的に。ニュースメディアの編集者が「この内容なら読者が興味を持つ」と判断できるように設計することが重要です。

③発信のタイミング

リリースの内容によって、発信する曜日や時間帯の効果も異なります。一般的には、火曜〜木曜の午前中に配信するのが望ましいとされます。週末や夜間はメディア担当者が不在のことも多く、掲載のチャンスを逃すことがあります。

プレスリリースを配信できるサイト

プレスリリースを自社で直接メディアに送るのは難しい場合、配信代行サービスを活用するのが効果的です。以下に代表的なサイトを紹介します。

●PR TIMES(https://prtimes.jp/
国内最大級のプレスリリース配信プラットフォーム。大手メディアやYahoo!ニュースなどとの提携があり、掲載実績・拡散力ともに業界トップクラス。配信後の閲覧数や転載数などのデータを確認できる分析機能も充実しています。

●@Press(https://www.atpress.ne.jp/
掲載保証付きメディア掲載プランなど、確実に露出したい場合におすすめ。また、専門カテゴリ別の配信が可能で、業種に合った媒体に届きやすいのが特徴です。

プレスリリースを効果的に活用するためのポイント

①タイトルと冒頭文がすべてを決める

プレスリリースで最も重要なのは「最初の3行」です。タイトルと冒頭文が弱いと、どんなに良い内容でも読まれません。タイトルには、**「新しさ」+「社会的意義」+「具体性」**の3要素を入れると効果的です。
たとえば、
✕「新商品を発売しました」
〇「リサイクル素材100%使用のベビーチェアを発売――環境配慮型育児用品として新たな選択肢を提案」
具体性があり、社会の流れ(脱炭素・サステナブル)にも結びつけると、メディア担当者が「記事にしやすい」と感じる確率が高まります。また、冒頭文では「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ」までを簡潔に書くことが鉄則。この部分だけでニュースの要旨がわかるようにすると、取材につながる可能性が格段に上がります。

②ビジュアル素材の活用で記事掲載率を上げる

プレスリリースに写真・図版・ロゴなどのビジュアルを添付すると、掲載率が約1.5倍になるとも言われています。これは「視覚情報の優位性効果(ピクチャー・スーパーリオリティ効果)」という心理法則に基づいており、人は文字よりも画像の方を強く記憶する傾向があります。特に新商品やサービスのリリースでは、「使用シーン」や「比較イメージ」などを1枚添えるだけで、記事全体の印象が大きく変わります。SNSでの二次拡散を狙う場合にも、ビジュアルは欠かせません。

③配信後の分析と再活用

プレスリリースは「出して終わり」ではなく、「出したあと」が重要です。PR TIMESなど多くの配信サイトには、閲覧数・転載メディア・SNSシェア数などを可視化できる分析機能があります。これらのデータを活用すれば、どんなテーマ・表現・曜日に反応が高いのかを分析し、次回の配信精度を上げることができます。また、メディア掲載後はその記事を自社サイトやSNSで再発信することで、「第三者評価」を自社ブランディングに転用することも可能です。Google検索でも「〇〇社 プレスリリース」や「〇〇社 ニュース」といった指名検索が増える傾向にあり、長期的なSEO効果にもつながります。

④他のマーケティング施策との連動

プレスリリースは単体での発信よりも、広告・SNS・オウンドメディアとの連動で相乗効果を発揮します。たとえば、新商品リリースのタイミングで同内容をInstagramに投稿したり、自社ブログで「開発秘話」を紹介したりすると、ストーリー性が生まれ、より多面的な露出が可能です。プレスリリース→SNS拡散→指名検索→Webサイト訪問→問い合わせという一連の流れが自然に形成されるため、「ブランド認知から購買・問い合わせまでをつなぐ導線」として機能します。

⑤中小企業・地方企業こそプレスリリースを

「うちは大手じゃないから」とためらう声もありますが、実はプレスリリースは中小企業にこそ効果的です。地方メディアや業界誌は“地域発の新しい取り組み”を積極的に取り上げる傾向があり、地域ブランディングや採用活動の強化にもつながります。特に最近は、自治体との連携、脱炭素・SDGs、地域産業振興といったテーマが注目されており、ニュース性のある発信であれば十分に掲載のチャンスがあります。無料で掲載できるプレスリリースサイトも増えているため、まずは低コストで始めてみるのがおすすめです。

まとめ

プレスリリースは、ニュースを伝えるためだけのものではなく、企業の信頼を築き、ブランドを成長させる「戦略的コミュニケーションツール」です。社会的証明や一貫性の原理といった行動心理を踏まえた発信は、読者の“納得”を引き出し、長期的なファンづくりにもつながります。ただし、宣伝ではなく「世の中にとって意義のある情報を届ける」姿勢が大切です。小さな取り組みでも、社会課題の解決や業界の変化に結びつくような視点を添えれば、メディアが注目するきっかけになります。リリースは企業と社会をつなぐ“第一声”。その一通が、新しい出会いやチャンスを生むきっかけになるかもしれません。

●スズキモダンの過去の掲載事例

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