ラベルデザイン4|尾州ブルーイング(株式会社林屋様)

尾州ブルーイング様

パッケージラベル

 

背景

一宮市にあるブルワリー「尾州ブルーイング」のクラフトビールのラベルデザインをご依頼いただきました。
「尾州ブルーイング」は、尾張一宮駅/名鉄一宮駅 徒歩1分の場所に位置するブルワリーで、尾張一宮駅東口横へ2022年にオープンした商業施設「尾州ビレッジ」の一角にあります。
尾州(びしゅう)とは、愛知県尾張西部から岐阜県西濃地域のことを指し、 この地域は、古くから毛織物産業で栄えてきました。 そうした背景から、『ウールとエール』の商品名をつけられたそうです。
尾州ブルーイングの運営会社の株式会社林屋様は、大正10年創業の老舗酒店を営みながら、一宮市内をはじめ江南・小牧・春日井・津島・岐阜・名古屋エリアの飲食店への酒類や食材の卸しを業容とされている企業様です。この尾州地域の活性化を目指し、新たな業態として始められたのが、この「尾州ブルーイング」でした。

課題

発信力のある若年層に向けた商品をと、昨今流行しているクラフトビールを製造することにした同社。しかし、近年は若者のビール離れが顕著であるとのこと。そこで、ビールが苦手な人にも飲みやすい味わいにこだわった、『ウールとエール ホッピーケルシュ』を製造しました。そのため、この商品の特徴である、ビール初心者の方にも手に取りやすいパッケージラベルにする必要がありました。
今回は、『ウールとエール』シリーズから、『ウールとエール Fruit Ale -berry-』を販売されるとのことで、ラベルデザインをご依頼いただきました。こちらは、フルーツの果汁や果実を使い、甘くて飲みやすく、ビールが苦手な人でも抵抗なく楽しめます。また、今回はベリー系のフルーツを使用しているため、ビールの色味もピンク系で見た目も可愛いフルーツビールとのことでした。今後も使用するフルーツを変えて何種類か製造されるとのことで、その際にデザインを展開できるようにしたいとのご依頼でした。

解決

『ウールとエール』シリーズの羊モチーフはそのままに、甘くて飲みやすく、見た目もかわいいフルーツエールの特徴から、可愛らしい羊のイラストを当社のイラストレーターが描きました。
今後、フルーツを変えた際は、このキャラクターはそのままに、色味やカチューシャなどのアクセサリーを変更したりするなどし、バリエーションを展開していきたいと考えます。