• シーシーエスコーヒー株式会社

移りゆく社会に挑戦を続けたい。それを手伝って欲しい。

印象表現に対するポリシーを実直に体現されている。

スズキモダンさんにはじめてお会いしたのは4年前のちょうど今頃。1厘刈りの坊主頭に、黒縁の伊達メガネ、そして黒のワンピース。初顔合わせの場に現れた代表の鈴木さんを一目見た私は「来た、業界の人!」と、やや身構えてしまったことは当時の偽らざる印象です。もちろん、今は鈴木さんの印象表現に対するポリシーを実直に体現する佇まいに、いつも素敵だなと感心しています。

モチはモチ屋。お客様に触れる最終表現をプロにお任せしています。

弊社はコーヒー焙煎卸、カフェ運営を生業としています。スズキモダンさんにお会いする前は、店舗のメニュー、コーヒー豆のパッケージ、お客様へのニュースなどの印刷媒体は、全て素人の自分たちで作っていました。当時の私は、中身が美味しければ、品質さえ良ければ、見た目は多少不恰好であっても売れるだろうと考えていました。中途半端に長く続く製造業がよく陥る誤ちだと思います。今は中身にいくらこだわっても、あるいはコンセプトがとても素晴らしくても、お客様に伝わらなければ購入にはつながらない。故にお客様が直に触れる“最終表現”にこそ、最も気を遣う必要があると考えるようになりました。そこには表現のプロであるデザイナーの力が必要であり、欲を言えば、少し遊び心があるともっといい。スズキモダンさんと知り合い、数々の案件を経てそう思えるようになりました。お陰様でスズキモダンさんに関わっていただいた商品や企画はどれも好評です。スズキモダンさんとは毎月定期的にミーティングをする時間をいただいているのですが、鈴木さんはもちろん、スタッフのみなさんからも、仕事を楽しんでいるという雰囲気が伝わってきます。つられて私も楽しくなる。ミーティングの前にはいつも、何を話そうかとネタを準備します。近い感覚としては、高校の学祭で気の合う仲間と「おもしろい企て」を相談しているような“ワクワク感”です。漠然としたイメージ、突飛なアイデアも否定せずに一旦受け入れてくれる。楽しい時間は、いつも期待以上の制作物に変わる。とても満足しています。

今、スズキモダンさんに興味がある方、早いもの勝ちですよ!

今後、スズキモダンさんにお願いしたいことは、自分たちの価値観を理解した上で、固定観念を上手く壊して欲しいと思っています。世の中が日々、変化していることは分かっているつもりですが、どうしても保守的になりがちです。お客様に飽きられないためにも、このくらいは大丈夫なのでは?というラインを外部の目で見極めて、意外性のあることにチャレンジするきっかけを与えて欲しいと強く願います。スズキモダンさんのリソースは限られています。ですからお願いするつもりの方がいるなら、早いもの勝ちです。迷わず今、連絡をとることをおすすめします。近い将来「これはスズキモダンさんと一緒に作った“作品”だよ」と口にする日が来るでしょう。